ウミウシの話
2008年6月20日
最近水温も26度を超え、快適なダイビングができるようになりました。
水温が暖かいとじっくり、落ち着いて潜れるのか、
ウミウシをよく見かけるようになりました。
本当は春先の水温がまだ低い時期から
ウミウシのシーズンは始まっているのだけど・・。
写真は「チギレフシエラガイ」という名のウミウシ。
体長は6センチくらい。
名前の通り、ウミウシは貝の仲間です。
貝殻を捨てた貝とも言われますが、中には捨てきれないのか、
小さな殻をもっているものもいます。
通常ベラなど肉食性の魚たちは貝類を好んで食べますが、
なぜかウミウシには手を出しません。
見た目がカラフルできれいなだけに、おいしそうにはみえません。
毒をもつものもいるようですが、
魚たちのDNAの中にはウミウシはマズイという情報が組み込まれているのか、
それとも何度か食してみて学習したのか・・
どっちなんだろう? (n)