イカシバ
2011年3月6日
今日は漁協青壮年部で、イカシバ投入作業を行いました。
イカシバとは、ミズイカ(アオリイカの仲間)に卵を産ませるための産卵床です。
山で伐採した木に土嚢袋をつけて沈めます。
アオリイカの仲間はホンダワラなどの海藻の森に卵を産みつけるのですが、
近年は環境変化のせいか藻場が枯れてしまい、
卵を産みつける場所がなくなってしまいました。
なので、人の力で海中に森をつくってあげようということなのです。
総勢20人ほどで一日がかりですが、私たちのポイントの近くにも入れさせてもらえ、
4月頃にはミズイカの
産卵シーンが見れたりするので、全面的に協力しています。
産卵時期が終わった後もイカシバにはニシキフウライウオやタツノオトシゴの仲間、
エビ、カニなどもつくので、一度で二度美味しいという感じです。
マクロ好きの方は大いに期待していてください。
イカシバ投入のため、港を出るリラックスの「瞳海(ひとみ)」号
水温20度 気温14~22度 透明度20m
奄美大島でダイビングするならRELAXダイビングサービス