日本ウミガメ会議
2014年11月28日
皆さんこんばんは。
今日は朝から藻場造成の作業を行いました。
午後からは毎年開催されている日本ウミガメ会議が今年は奄美開催となりましたので、聴講に行ってきました。
ハワイでウミガメ研究を行うウミガメ研究の世界的権威ジョージ・バラーズ氏の公演によると、ハワイでは40年ほど前まで
アオウミガメを食べていたそうです。
ハワイが観光で有名になり、観光客が訪れるようになると商業的に食用としてのカメの乱獲が始まり、アオウミガメが激減
したそうです。
バラーズ氏の研究によりカメの激減が明らかになることで、商業的にカメを獲ることは禁止され、その後ワシントン条約で
もウミガメの保護が決まったため、今ではアオウミガメはどこの浜でも見られるようになったそうです。
奄美大島でもウミガメは増えつつあることが実感できます。
そして奄美大島は日本で唯一、伝説のカメ「オサガメ」の上陸産卵が確認された島でもあります。
オサガメはわかりませんがアオウミガメは海藻を主食としているので、藻場造成を成功させてウミガメがもっともっと増れ
ばいいな~と思いました。
写真はイレズミハゼ属の1種-2 (ベンケイハゼの幼魚の可能性もあり)
背ビレの前の部分に黒斑があるのが特徴です。
水温 23,5度 気温18~25度