奄美でみれる生物紹介「キンチャクガニ」

2020年12月2日

皆さんこんにちは!RELAXのりょうです。今日は奄美で見ることが出来る生き物紹介をしたいと思います。   水温23度  気温17度

今日紹介する生物は「キンチャクガニ」です。

ハサミに挟んでいる物がボンボンのようで海のチアリーダーとも呼ばれていますが、

両のハサミに持っているものはカニハサミイソギンチャクと言う毒性の動物でそれを武器にして天敵と戦います。

天敵に対する武器にするだけではなく餌を確保するときもイソギンチャクをはなすことはなく刺胞で弱らせてから

イソギンチャクにくっつけて食べます。イソギンチャクは余った食べかすを食べているので相利共生しています。

キンチャクガニとイソギンチャクは切っても切れない関係で一生一緒に生活しています。

キンチャクガニがもし片方のイソギンチャクをなくしてしまっても、キンチャクガニがイソギンチャクを少しだけ切り取って

全く同じ大きさ同じDNAのクローンイソギンチャクを複製します。

もし両方なくした場合は、二つ持っている仲間から一つ奪い取って二つに複製します。動物が他の動物を複製する珍しい生き物です。